「道路は迂回・強制収用ナシ」で地権者と松戸市合意――「関さんの森」
「関さんの森を育む会」のHPは「2009年2月5日,道路は迂回・強制収用ナシで合意に達しました。ご支援ありがとうございました」と報じています。
松戸市は昨年7月、道路建設のために「関さんの森」の強制収用の手続に着手。「『関さんの森』を分断する道路計画を見直し、未来の子どもたちのために、できる限り一つの塊の状態で」残してほしいと地権者の関さん側は市に提案。今回の合意となりました。
HP「みわ由美笑顔通信」もこれまで数回にわたり、この問題を取り上げました。日本共産党は、県議会でも松戸市議会でも、『強制収用の撤回と住民合意による解決』を、繰り返し、皆様と力を合わせて求めてきました。
これについて、新聞各紙は次のとおり報道しています(見出しのみ)、――保全へ運動「関さんの森」/松戸市、迂回で合意/地権者ときょう調印/緑の保護前進――(2/5『朝日新聞』)、――「関さんの森」市と合意/松戸市道建設/迂回ルートで緑保全――(2/5『千葉日報』、――松戸市と地権者側迂回路整備で合意/「関さんの森」脇の都市計画道路問題――(2/6『毎日新聞』)。
6日付の「朝日新聞」は、「『関さんの森』道路問題で、地権者と市は5日、自然や文化財を守るために直線道路だった計画を事実上変え、関さん方の屋敷を迂回する市道を建設するという基本合意書に調印した。計画路線は凍結され、森を含む2.1ヘクタールの里山のうち約4分の3が残る。計画決定から半世紀。里山を守るという住民の願いが実った」と報じました。
○関連
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関さんの森、里山を生かしてほしい! いま新たな運動が……(08/10/01)
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貴重な自然と歴史遺産 かたまりで残そう――「関さんの森」(09/09/18)
○参考
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HP「関さんの森を育む会」
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「しんぶん赤旗」列島だより 景観、環境を守り 住民が まち をつくる
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