貴重な自然と歴史遺産 かたまりで残そう――「関さんの森」(09/09/18)
「屋敷林・梅林・古木・権現さま・江戸時代からの門と蔵…貴重な自然と歴史の財産」――「関さんの森」を「かたまりで残そう」と、関さんや「会」関係者による「新道路」案の現地説明会が行われ、大勢の人たちと共に、私も参加しました。
まあ、なんと……。秋の初めの花々が葉の緑に映え、ふんわりと木々に寄り添うように咲いていました。屋敷林を抜け、蔵から林のほうへ歩いていくと、森の入り口は花畑。
子どもたちが、いつもこの森で演奏会や、行事を楽しんでいます。この日も大きなカマキリを見つけた小学生の声が弾みます。
森の中に入り、空を見上げると、広がる枝から深い緑の窓が大きく私たちを見おろしています。竹林がそよいでいます。関さんの森、屋敷林など……「一体のもの」として、可能な限り生態系を壊さないで守ろう。ゆるやかなカ一ブの「新道路」案――関係者の皆さんが考えた代替道路・譲歩案は、ぎりぎりの選択です。
土地収用法による強制執行など言語道断! 話合いで、代替案を市は認めるべきです、全国初の「里山条例」を千葉県が制定したのですから。
県都市計画でかつて決定された道路も、今の視点で、抜本的に見直すべきです。環境に対する行政の無責任は許されません!
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