自治体病院統廃合押し付けやめよ 　　党千葉県委が各省庁交渉

09/11/11付「しんぶん赤旗」から記事のみ転載
　日本共産党千葉県委員会と党衆院南関東ブロック千葉事務所は9、10の両日、2010年度予算について各省庁と交渉しました。日本共産党の田村智子参院比例候補やはたの君枝南関東ブロック国政対策委員長、地方議員団が参加しました。

　総務省で自治体病院統廃合の押し付けをやめるよう要望すると、担当者は「開設者の判断で決めること」と答えました。参加者は「交付税が減らされ、公立病院改革ガイドラインで大幅なリストラになっている。自治体が（統合）を判断せざるを得ない背景に国の流れがあったのでは」と指摘しました。担当者は「改革は進める。改革しないからとペナルティーを科すことはしない」と述べました。

　農水省では日米FTA（自由貿易協定）について「マニフェスト以外何もない。議論していない」との説明がありました。備蓄米の買い入れについて担当者が「適正運営を図るために検討中」と述べ、参加者は「生産者はひっ迫している。100万トンまで買い取る予算措置を取っているのだから、米価の下支えをすぐにでも実行すべきだ」と求めました。

　国交省との交渉を終えた小松実県議団長は、八ツ場ダム問題について「ダムが必要という情報は出しているが、必要でない情報が出ていない。前原国交相が中止宣言をしているが、国交省には浸透していないように感じた」と述べました。
○参考
＊課題と解決の展望浮き彫りに/　千葉県党が政府交渉（09/11/14付「しんぶん赤旗」）
＊「対政府交渉や国民救援会千葉県本部の40周年レセプション」(小松実県議HP）
＊政府への来年度予算要望/日本共産党千葉県委員会が実施（丸山慎一県議HP）
＊「子育て支援を千葉のみなさんと要請」（田村智子HP）