守られた「関さんの森」――迂回道路案確定で調印 2009/09/11 　9月11日の「朝日新聞」によれば、「自然保護の観点から、松戸市と地権者が迂回（う・かい）させることで合意した同市幸谷の『関さんの森』わきの道路計画について、具体的な内容が固まり、１０日、双方が覚書に調印した。これを受け、市は土地収用法に基づく裁決申請と土地明け渡し裁決の申し立て業務を中止した」と報道されています。 　 　「関さんの森」を迂回した道路を造ることで、今年2月には地権者の関さん側と松戸市は基本合意していました。それに基づき、「新設迂回道路の線形を中心とした協議が続いていましたが、９月１０日、線形がほぼ確定し、強制収用手続きをとりやめることで、覚書への調印がおこなわれ」（「関さんの森を育む会」ＨＰ）たということです。 　この問題は、ＨＰ「みわ由美笑顔通信」もこれまで数回にわたりを取り上げました。また日本共産党は、県議会でも松戸市議会でも、『強制収用の撤回と住民合意による解決』を、繰り返し、皆様と力を合わせて求めてきました。今回の覚書調印について、松戸の自然を守ろうと、日夜努力されてきた皆さんとともに私も喜びあいたいと思います。 ○関連 ＊「道路は迂回・強制収用ナシ」で地権者と松戸市合意――「関さんの森」 ＊「関さんの森育む会」ＨＰ