みわ由美 ヒヤリ!県道、何とかして
みんなの声 コンテンツ
タイトル 松戸市 焼却灰の保管建屋の建設へ タイトル

13年8月23日、松戸クリーンセンターを視察(以下同じ)
13年8月23日、松戸クリーンセンターを視察(以下同じ)
2013/11/16
 松戸市は、六実クリーンセンターに焼却灰を保管しています。その安全対策が一歩前進しそうです。伊藤よいちろう=党松戸市議が次の一文を寄せて下さいました。
 
●クリーンセンター焼却灰保管建屋、来年建設の方向示される●
 10月28日に開催された「松戸市議会放射能対策協議会」において、議題の一つとなった焼却灰対策についての説明で、市は、クリーセンター焼却灰の保管管理の対応として、「更なる安全な保管方法と周辺にお住まいの方々の安心として、現場(焼却灰保管場所)での建屋建設を検討している」ことを明らかにしました。

画像
 「現時点では、具体的な建屋の構造は決っていないが、新年度の建屋建設を目指している」と市は説明。12月議会に、「建屋建設のための作業ヤード等のスペース確保のため駐車場脇の植栽地を撤去・整地に要する経費を補正予算で措置する」との方向が示されました。建屋が建設されれば、「野積み状態」は解消されることになり、安全対策は大きな前進となります。

 こうした成果は、地域住民の皆さんをはじめ、党六実支部とみわ前県議の市への要請運動、繰り返し安全対策を求める党市議の議会質問があったからです。
クリーンセンターには、国基準8000ベクレル/kgを上回る放射能に汚染された焼却灰(飛灰)は9月30日現在でフレコンバック1581袋(958トン強)がビラミット型に積まれブルーシートで覆われ一時保管されています。

*9月議会質問で他市の例を示し、厳しく迫る
 9月市議会の「焼却灰の保管方法の安全対策について」の質問で私は、市民から「―もし、クリーセンターを竜巻が襲ったら―と考えると、建屋の外に保管している今のやり方では安全対策上重大なこと」との声がでていると指摘、「安全対策を重視した保管方法に見直すべきだ」と強く要求しました。
松戸市では、フレコンバックをブルーシートで覆うも、屋根はありません。

画像
 ところが市は、―安全対策として、ブルーシートの山を囲むように道路側と隣接公園側に幅・高さ約1.6メートルのコンクリート(厚みが15cm)の「ボックス」を今年に入ってから2段重ねで合計148個を設置、公園側と道路側の安全対策は確保されている―などと答弁。

 そこで私は、―柏市の南部クリーンセンターでは、地下2階と3階には1474本(298トン5/25))の焼却灰がドラム缶に入れられ建物の中で保管するか、フレコンバックを鉄筋コンクリート製のボックスカルバートに入れて密閉し、保管している。流山市の場合は、焼却灰をフレコンバックに入れ密閉、その袋は建屋内に入れて外部と遮断している。鉄パイプで組まれた保管枠には屋根があり、屋根の上から強化テントのシートで覆われ、空気が漏れないよう密閉して保管されている―と述べ、「松戸市ではフレコンバックをブルーシートで覆うも、屋根のないのは問題だ」と追及しました。

*国は最終処分場の確保を急げ
 新年度には、屋根つきの保管場所ができますが、あらたな保管場所の確保も大きな課題となっています。県の手賀沼終末処理場の一時保管施設への松戸市からの持ち込みは、我孫子市や住民の反対で持ち込みが拒否され、中断したままです。
 国や県が安全対策を重視した施設をつくること、そして何よりも最終処分場を早期確保するよう全力を尽くすべきです。ひき続きがんばります。
        2013年11月5日      
            市議会議員  伊藤  余一郎
○関連
住民と働く人々の安全確保は急務!──松戸クリーンセンターの放射能汚染焼却灰管理/8/23 住民・党市議らが視察・懇談・要請

トップページ
みわ由美物語
かけある記
県議会報告
やすらぎのとき
みんなの声
大好き!まつど 千葉
みわホット通信
リンク
日本共産党みわ由美事務所