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タイトル 住民と働く人々の安全確保は急務!──松戸クリーンセンターの放射能汚染焼却灰管理
8/23 住民・党市議らが視察・懇談・要請
タイトル

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写真1
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★原発ゼロ!★2013/08/23
 今日は、かねてから気になっていた松戸クリ一ンセンタ一に、放射性の焼却灰問題で、視察・懇談・要請行動にいきました。地元の自治会長や老人会役員を初めとする六実・六高台地域の住民と共に、松戸市内のあちこちから総勢26名の参加となり、伊藤よいちろう・山口正子=両党松戸市議も参加しました。(写真1)

写真2
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 「ダメですよ、そこは管理区域です。入っちゃダメ‥‥」と言われたブル一シ一トに覆われた部分。私と山口正子市議とが、測定器を近づけると、たちまち1(μSv)マイクロシーベルトを超えました。(写真2)。コンクリ一トの壁で覆われた部分は、0.2μSvですから、せめてすべてをコンクリ一トで遮蔽するべきではないか、と思うのは当然です。

 しかし、クリ一ンセンタ一に、今年8月15日現在ある1470袋のうちコンクリ一トで覆っているのは、わずか148袋に過ぎず、残りの9割の1322袋は、ブル一シ一トで覆っただけです。(写真3)今回の要請にもあるように、“台風や竜巻に耐えられるのか”“遮蔽していないことで、空中に高い放射能が移動するのではないか”“さらなる安全対策で万全を期してもらいたい”と住民が願うのは当然です。

写真3
写真3
 しかし今回の要請行動でも、あらたな対策をとるという明確な回答はなく、“もうセンタ一内では限界です”“建物をつくって、ずっと置いておくつもりはない”との態度に市側は終始しました。柏市の第二清掃工場などでは、地下に保管するなど、松戸のブル一シ一トとは異なる対応だとの指摘に、「あらたな対策については検討していく」とお答え頂いたものの、具体策はまだこれから、といったところでした。

 そして、働く人たちはどうでしょうか。写真のように防護服をきて移動車で運んでいるものの、積み下ろしなどは手作業です。(写真4)がっちりした防護マスクなどもしておらず、30代40代の若い男性の委託労働者の安全は、本当にこれで守られていると言えるのか、胸が痛みました。もっと徹底した安全管理が必要ではないでしょうか。

写真4
写真4
 8月15日現在、松戸クリ一ンセンタ一内の保管は,1470袋(892.55t)で、県の一時保管施設へ搬出したのが85袋で、松戸市管理分は1555袋(944.52t)です。県の一時保管施設(我孫子・印西)も、液状化などの危険があることから、一時保管施設として不適だと住民らの監視行動が続けられており、松戸の搬入も差し戻されています。

 市としては、一時的な保管にせよ、万全の管理体制を整えざるを得ない状況に追い込まれている以上、住民と働く人々の安全を第一に保障するためには、そのための費用負担を政府や東京電力に求めることが急務です。この苦しみを真摯に受けとめ、国・県や東京電力は、誠実な対応をすべきです。私たちは、秋に政府交渉にも行ってまいります。
松戸市クリーンセンター放射能汚染焼却灰の一時保管と安全対策に関する緊急要望書
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13/8/21「しんぶん赤旗」首都圏版記事転載

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