「パチンコ出店から子どもと住環境守る会」の報告・懇談会に参加
左からうつの松戸市議(共産)、松戸県議(民進)、一人おいてみわ県議(共産)
千葉県松戸市で15日、「パチンコ出店から子どもと住環境を守る会」(共同代表ミ一ル計恵・他)が、報告・懇談会を行い、住民約20名が参加しました。
日本共産党からは、みわ由美千葉県議とうつの史行松戸市議、民進党からは松戸たかまさ県議が参加し、今後も住民とともに共同して、取り組む決意が語られました。
会共同代表からは、昨年四月以降、松戸新田に計画された通学路に面する巨大パチンコ店(遊技台1000台)を出店させないという思いで事業者や対市・県・警察庁交渉を重ねてきたが、残念ながら昨年12月に風営法の営業許可がおりたこと、しかし市長・知事・県警本部長宛に3231筆の署名を集め、風営法違反や規制逃れは許さない、交通渋滞から住環境守るなど、県議会に提出した請願のうち2項目が採択されたこと、住みよい街づくりのための市調査予算がついたことなどの報告がありました。また、市条例によるあっせん手続きに参加した近隣住民からは、業者は全くこちらの要望は聞き入れなかった、との報告がありました。
懇談では、「病院専用駐車場も含めれば、県条例の70メートルの距離規制に違反をしているため規制逃れでは?」「交通渋滞が益々深刻で、店周辺の車の出入りが激しく歩行者や自転車の安全が十分守られていない。いつ事故が起きるか」「青少年への影響が心配」など活発な意見が出され、会の名称を「パチンコ店から子どもと住環境を守る会」に変更し、活動の継続を決定しました。
県議会の環境生活警察常任委員会で、継続して関わったみわ由美県議は、「住民合意なしに、パチンコ出店が進められる法や条例のしくみと、行政の姿勢は変えなければならない」と語りました。
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