「しんぶん赤旗」2011/07/05付から記事のみ転載
第54回千葉県母親大会と第1回浦安市母親大会(同実行委員会・共催)が3日、東日本大震災の液状化で甚大な被害を受けた浦安市で開かれ、約1000人が参加しました。同市での開催は初めて。全体会では、地元「うらやす明海よさこい連」の「よさこいソーラン」の踊りや、民舞愛好サークルの人たちの「七頭舞」が披露されました。渡辺京子実行委員長は「大震災や東電福島原発事故は国内外に大きな衝撃を与えている。原発事故は重大で深刻。技術的にも未完成な原発からの撤退と再生可能エネルギーへの転換は人類の願いです。いまこそ命を生みだす母親は、命を育てることを望みます」とあいさつ。上原公子・前国立市長が講演しました。
分科会は、「子どもたちに笑顔と希望を」など15のテーマに分かれて交流しました。運動交流では、浦安市民が液状化の実態などを報告。また各分野から大震災被災者への支援活動や核兵器廃絶をめざす「6・9行動」を一日も休まず取り組んだことなどが紹介されました。
大会は、原発からの撤退、自然エネルギーの本格的導入を求める特別決議を採択しました。
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