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学校法人から政治資金
小松千葉県議 森田知事を追及 |
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09/10/22付「しんぶん赤旗」から転載
日本共産党の小松実議員は19日開かれた千葉県議会総務常任委員会で、県の補助金を受けている私立幼稚園から昨年、森田健作知事が講演料として10万円を受け取り、政治資金としていた問題を追及しました。
講演料を支払っていたのは、船橋市にある学校法人集英学園たきのい幼稚園。森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」の政治資金収支報告書には、昨年6月12日付で、同幼稚園からの収入を記載しており、本紙が10月2日付で報道しています。
小松氏は「県から補助金を受けている学校法人が政治資金を提供したことになっているが、許されるのか。法律に定める学校の政治活動を禁止した教育基本法第14条に違反するのではないか」と追及しました。久保田収彦学事課長は「幼稚園側にどういう経緯で支払ったのか、どういうお金なのか確認したい」と答弁。平井俊行知事室長は「常任委員会でそういう指摘があったことを知事に伝える」と答えました。
学校から献金を受けていた問題は、6月議会でも森田健作政経懇話会が、07年分の収支報告書に福岡県の公立学校からの講演料を記載していたことが問題になったばかり。小松議員は「知事には、ことの重大性への認識も反省もない」と厳しく断じました。
○参考
*不正経理・森田知事の政治資金、各紙が報道(小松実県議HP10月20日)
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