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千葉県人口 2011年から約1万人減、松戸市も減少傾向が深刻 |
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2013/02/10
「戦前から一貫して増え続けてきた県人口は11年、初めて約1万人減少した。県の総合計画では18年から緩やかに減少すると見込んでいたが、7年も早く人口減に転じた。11年の減少について、県は大震災による液状化や原発事故に伴うホットスポット問題などの風評被害により、県外からの転入者が例年より約3万人も減ったことが主な原因と分析している。11年は県内の出生数5万377人に対して死亡数が過去最多の5万1683人。戦後初めて出生数が死亡数を下回る『自然減』になったことも響いた」(2013年1月7日付 「千葉日報」社説)
そこで、松戸市内の人口についても調べた。松戸市のホ一ムページによれば、松戸市内の人口は、この7年間の推移をみると2011年から、減少に転じている。減少幅も、12年には大きく増えている。
平成17年(2005年) 472,579人
平成18年(2006年) 474,934人
平成19年(2007年) 476,792人
平成20年(2008年) 480,785人
平成21年(2009年) 484,194人
平成22年(2010年) 484,457人
平成23年(2011年) 483,770人 前年比687人の減少
平成24年(2012年) 480,579人 前年比3,191人の減少 減少幅4倍増 (直近の2年間で、3,878人の人口減少)
また、「千葉県の人口減少、1月以降加速 原発事故や液状化が影響か」の見出しのついた報道記事は、「昨年の人口が戦後初めて減少に転じた千葉県で今年1月以降、減少傾向がさらに強まっていることが26日、県の調査で分かった。県は、東京電力福島第1原発事故で放射線量が高い地域が増えたことや、大震災による液状化被害の影響もあるとみている。
4月1日現在の人口は619万5643人。1月1日以降の3カ月で1万691人減り、昨年1年間の減少幅とほぼ同じだった。3カ月の減少数が多かったのは、千葉市1175人、松戸市946人、柏市847人の順。松戸市、柏市など県北西部で放射線量が高い地域が目立つほか、液状化で千葉市や浦安市の住宅などに被害が出た」(2012/4/26 「共同通信」配信)ところだと伝えている。
流入よりも流出が多いという松戸市。人口減の原因は、原発事故の影響はあるにせよ、それだけではないだろう。安心して子育てできるか、老後の心配はないか、雇用や地域経済が活性化しているか‥‥それらも含めた総合的な検討が求められるし、課題は大きい。
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