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タイトル 「子どものいじめと社会の様相」シンポジウム開かれる─11/24 タイトル

12/12/01
 「子どものいじめと社会の様相」シンポジウムの開催を、このホームページでお知らせしました。11月24日のこのシンポを報ずる「しんぶん赤旗」の記事を紹介します。

(12/12/1「しんぶん赤旗」から記事のみ転載)
  シンポで三輪知事候補

いじめのない社会へ 千葉県政変えよう

 「子どものいじめと社会の様相」と題したシンポジウムが11月24日、千葉市内で開催されました。討論を通して、過酷な競争の教育で子どもも教師も忙しいことや、無認可保育所の劣悪な環境のことなどが浮き彫りになりました。

 千葉大学名誉教授(教育学)の三輪定宣氏(県知事候補)が、子どもと保護者を対象にしたシンポジウム実行委員会のアンケート結果に基づき基調報告しました。アンケートでは、約2割の子どもがいじめられたと答え、保護者の回答には社会のあり方を問題視するものがあったことを紹介しました。基調報告を受けて3氏が発言しました。間部芳枝氏(全教千葉)は、子どもの問題行動や親の対応の実態、向坂紀子氏(元公立保育園園長)は、親の荒れた生活と子どもへの影響、中林正憲(いのちと健康千葉県センター)は、職場でのいじめやパワハラの背景にある新自由主義・市場原理主義の風潮などについて各現場での実態を報告しました。

 三輪氏は「今日の話は、学校の問題であると同時に県政・国政の問題であり、おとな社会の問題でもあることがわかった」と述べ、いじめのない学校や社会をつくるために県政の転換にとりくむ決意を表明しました。

 シンポジウムに続いて「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」(明るい会)の主催で三輪定宣氏を紹介するパンフレット(輝きパンフ)と、同氏の新著書『教育学概論』の出版記念レセプションが開かれました。
 三輪氏は「何としても国政と県政を変えなければならないと、闘志がいっそう湧いています」と決意を表明しました。
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