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タイトル 常盤平団地 新年賀詞交歓会にぎわう タイトル

左から中沢自治会長・渡辺行事部部長・大嶋地区社会福祉協議会会長・野元民生委員児童委員協議会副会長
左から中沢自治会長・渡辺行事部部長・大嶋地区社会福祉協議会会長・野元民生委員児童委員協議会副会長
2011/01/20
 1月15日に、常盤平団地の新年賀詞交歓会(主催は団地自治会・地区社会福祉協議会・民生委員児童委員会協議会)にお招きをいただき、参加させていただいた。
 昨年、団地入居50周年を迎え、「孤独死ゼロ作戦」もはや10年となった常盤平団地。役員さんらがそれぞれに、自分たちの思いをこめて地域づくりに参加をされておられる。その方がたの親睦を深める場の一つでもある賀詞交歓会という交流の輪のなかに私も今年も入れて頂いたことは、歓びです。

 「月刊 地域保健」2010年12月号に載っている中沢自治会会長へのインタビュー記事――「地域の絆を取り戻し、孤独死をゼロに」常盤平団地の取り組み――によれば、看取る人もなく一人きりで死ぬこと=孤独死、これまで存在しなかったこの言葉が2008年、初めて広辞苑に記載された。この発信源は、松戸市常盤平団地の「孤独死ゼロ作戦」だと言われる。全国に先駆けたこの運動が広がり、マスコミが駆け付け、国を動かし、国民が目を向けるようになった、と紹介されている。

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 私も、こうしたことを初めて知ったのも、団地自治会の行事の場であった。あれから10年。日々の努力を営々と重ねて来られた皆さまには、本当に頭が下がる。そして同時に、この10年でぐっと高齢化が進行したなかで、いったい行政はどう対応してきたか、と問いかけずにはいられない。
 それは私自身にも、はねかえる問題である。

 福祉の街づくり、を公約に掲げる私は、常盤平駅北口のエレベ一タ一設置は皆さんと力を合わせて実現させたものの、今は、まだ実現していない常盤平駅南口のエレベ一タ一設置運動にとりくんでいる。
 また新たな課題として、とくに団地の自宅のドアを開けるまでにとても時間がかかるほどの身体のご不自由な方たちの思いをどう受け止め支援していくのかが、浮かび上がってきている。
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 いうまでもなく、高齢化進む中で医療・介護・福祉の制度の根本がいったいどうなっているかが、今こそ厳しく問われているのだという思いが強まる、先日お訪ねしたご高齢者の皆様の声なども、重い浮かべつつ……

 これからも、地域で実践されている皆様のお話を伺いながら、大いに勉強して提案していきたい。そう感じた2011年常盤平での賀詞交換であった。記念撮影に快く応じてくださった皆様に感謝。

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