5人全員当選─松戸市議選
「しんぶん赤旗」2010/11/23付から記事のみ転載
5人全員当選にわく 千葉・松戸市議選
願い実現へ全力
定数2削減の44から24人がはみ出す大接戦となった千葉県松戸市議選(立候補68人)が21日投開票され、日本共産党の高橋たえ子(66)、うつの史行(34)、高木健(36)=以上現=、伊藤よいちろう(68)=元=、山口正子(59)=新=の各氏が当選し、前回と同じ5議席を確保しました。
かってない多数乱立戦を制して5人全員の当選が確定した深夜、党事務所は喜びの声に包まれました。
5氏はそれぞれ、国保料引き下げや医療費無料化拡充、住宅リフォーム助成制度創設などの公約をはじめ、エレベーター設置、道路改修など選挙中に寄せられた市民の願い実現に全力をあげると表明。選挙直後に行われる市の「事業仕分け」で福祉を削らせないよう、厳しくチェックする決意を語りました。
民主や市長推薦の新人は議員定数の大幅削減を主張。民主は4から11への議席増をねらったものの2議席に後退。市長派も多くが落選しました。
共産党は「市民の声を市政に届け、市政のムダをチェックし市民の願い実現に働く」ことが議員の役割であり、この姿勢を貫く党市議団の姿を訴え、期待が寄せられました。
○関連
「しんぶん赤旗」2010/11/23付から記事を転載
千葉・松戸市議選 11人中9人落選 民主に逆風
21日開票された千葉県松戸市議選(定数44)で、民主党は4議席から2議席に半減しました。民主党は11人の候補者を擁立し、議席増を狙ったものの、現職4人が全員落選。新人2人の当選にとどまりました。
今回の同党の得票は1万4615票(得票率9.25%)で、7月の参院比例票6万5130票(31.99%)を激減させました。
今回の結果についてある自民党ベテラン県議は「尖閣諸島問題など菅政権の対応のひどさ、体たらくに批判が強い。それが民主の敗因だ。共産党は5人全員当選だからたいしたものだ」と述べました。
松戸市議選結果(松戸市HP)
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