生活福祉資金改善を/千商連 県社協と知事に申入れ
県知事に申し入れ
「しんぶん赤旗」10/04/28付から記事のみ転載
千葉県商工団体連合会(星野吉次会長)は27日、中小業者の資金繰り対策として県社会福祉協議会が実施する生活福祉資金貸付制度の改善と充実を求め県社協と森田健作知事あてに申し入れました。日本共産党の丸山慎一県議が同席しました。
要望は@制度を中小業者、県民に周知徹底するA保証人要件緩和や金利引き下げ、返済期間延長など改善された制度内容を市町村社協へ徹底B生業費などの貸し付けを積極的・柔軟に対応するC市町村社協が同一基準で対応─などです。
県社会福祉協に申入れ
県健康福祉指導課の担当者は同制度や改善内容、同一基準について「職員研修やリーフなどで周知徹底する」と回答。「生業費は社協を通して必要な貸し付けができるよう図りたい。審査回数は難しいと聞いている」と述べました。また制度改善後、昨年10月から今年3月に5件の生業費の申請を受け付け1件の貸し付けを実行したが、相談件数は把握していないと答えました。
参加者は「6回目で書類を上げてもらったが審査ではじかれて理由も明らかにしない」「県が相談件数を把握しないと改善の余地はない」など訴えました。
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