汚染米、県内の学校給食でも使用！（08/09/25） 　ショック！！衝撃と怒りが……！県内20市町（注1）でも、カビが付着した事故米を原料とするでんぷんが使われた卵焼きを、児童生徒約4万5千人が食べていたと千葉県学校給食会が発表した。 　何と、給食6万食だという。ああ、千葉県の子どもたちの口にカビ米。全国では22都府県に被害が及んでいる。 　「すぐる食品」（注2）が製造した「手づくり厚焼き玉子500」を昨年4月から12月まで千葉県内でも、給食で使用。幼稚園5園、小・中学校128校、県立高校3校、県立特別支援学校3校（うち松戸特別支援学校で5回）で、給食に出されていたのです（松戸市内では、松戸中部小で4回、常盤平第三小・小金北小・松ヶ丘小・六実小・松戸第三中で各2回、馬橋小・常盤平第二小・貝の花小・金ケ作小・幸谷小・新松戸西小・和名ヶ谷中で各1回）。 　安心して食べられると誰もが信じて疑わない学校給食で、こんなことが起きるなんて。健康不安が広がるばかりです。汚染米と分かっていながらル一ルを無視して不正転売した業者は、絶対許されません。 　同時に、渦中の4業者が国から買った汚染米のうち8割が輸入米。枠いっぱいの年間77万トンもの輸入米（ミニマムアクセス米）を政府が、無理に輸入していることが事件の根本にあります。米を遠くから運べばカビになるリスクが高まるのは明らか。汚染米は、拒否。安全なコメは日本の大地から！！ ※注1（市）――千葉・船橋・市川・習志野・八千代・松戸・柏・野田・流山・我孫子・佐倉・四街道・香取・横芝光町・茂原・いすみ・南房総・木更津・富津、（町）――睦沢町 ※注2　流通経路　農林水産省→島田化学工業（株）→（株）遠州米穀→すぐる食品（株）《加工》→千葉県学校給食会→学校給食センタ一 ●参考記事 「2008年9月14日(日)「しんぶん赤旗」汚染米 その背景には　輸入に固執の政府　安全も置き去り」