伏姫と八房――房州うちわ(08/08/24)
公共事業の視察と『集い』への出席のため、館山を訪れました。今年2度目です。そこでみつけたパンフレット『安房の匠の織りなす風・房州うちわ』のことを紹介します。
パンフの表紙を飾るのは、『南総里見八犬伝』に登場する安房国城主・里見義美の娘『伏姫』と愛犬『八房』を題材にしたうちわです。
日本三大うちわとは――京都の『京うちわ』・香川県丸亀市の『丸亀うちわ』・『房州うちわ』――だとパンフは言います。明治時代の初期に南房総で生まれた『房州うちわ』は、丸柄が特徴、格子模様の窓も魅力だ……とも。
また那古・船形・富浦の漁師町で、男達が漁に出たあとの「おかみさんたちの手内職」として歓迎され、母から娘へと受け継がれてきた、とも述べています
温暖な『安房の国 房州』――海のイメージが私には広がるよ!
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