松戸の学童っ子の権利奪わないで 2009/09/09 9月5日付「しんぶん赤旗」から記事のみ転載 　学童入所 希望者全員に 　　2万人署名添え要請 　　　　　千葉・松戸の「よくする会」 　千葉県松戸市の松戸の学童保育をよくする会（相馬康文会長）は3日、学童保育に「希望するすべての子どもたちが入所できるための要請」署名2万1453人分を川井敏久市長あてに提出し、要請しました。 　松戸市は2010年度から高学年を含む71人以上の施設に補助金を交付せず、入所対象を3年生までにするよう提案しています。 　参加者は「子どもは3年生で来年から入れなくなるかもしれない」、学童指導員は「子どもたちが学童をやめた後、男の子はゲーム、女の子はファンシーグッズなどのお店に行くという生活になっている」と訴えました。 　子育て支援課の担当者は「原則は市の要綱で3年生まで。70人を超すと市が対応する。70人以下なら（学童を運営する）法人の裁量で4年生以上も可能になる」と答えました。 　参加者は「国では子どもの情緒の安定や事故防止を図る観点から、1クラスあたりの放課後児童の人数が一定規模以上になった場合は分割を行うなど適正な人数規模に努めることになっている。高学年も積極的に受け入れるという通達が出ている」と話しました。 ○関連 ＊ビラ「希望するすべての子どもたちが学童に入れるように！」 と要請署名用紙