「医療・介護はこれから・・」――篠崎氏の講演
2009/05/08
「豊かな高齢期をつくる松戸市連絡会」が講演会を開きます。
5月18日(月)13時30分から 稔台市民センタ一別館3階ホ一ル 参加費300円です。
記念講演の講師は、篠崎次男さん(日本高齢者運動連絡会顧問)です。
講演のテ一マは、「医療・介護は、これからどうなっていくのか」。後期高齢者医療制度が実施されて1年、4月から介護報酬の見直しが実施され、2010年は介護保険制度の抜本的見直しの年といわれています。
医療介護の今後は?、地域医療の崩壊が深刻な今、よりよい制度にしていくための運動の方向は?、「利用者の立場」からサ一ビスを上手に活用していくためには、どうしたら?これらが講演で語られます。
「しんぶん赤旗」では、介護・医療問題の記事を、連日のように報道しています。4月から強行した要介護認定の見直しが、介護保険の給付費を削減するためだったことが、内部資料(※)をつきつけた日本共産党の小池晃参議員の追及で浮き彫りに。これに対し厚生労働省は、申請者が希望すれば従来どおりの介護を認めるとの経過措置を言い出しています。
※内部資料では、1次判定で、介護の必要なしとされた人が、認定審査会の2次判定で重度に変更される割合を10%減らすだけで約84億円、「認定の適正化」など「介護給付の適正化」をすれば200億〜300億円縮減できるととしています。「要支援2」と「要介護1」の割合を5対5から、概ね7対3へと、軽度を増やす方法を明記しています。
日本共産党は、議会内外での追及や積極的な提案を、大いに行いながら、こうしたさまざな会に集う皆さんと力をあわせて、よりよい医療・介護のためにがんばります。
この分野での取り組みをしっかり強めていこうと、私自身もあらためて決意しました。
○参考
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利用者の4割排除
/厚労省が検討 3300億円削減策/本紙が内部文書入手
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