一宮町長が登場　「かくしんこんNews千葉」1面に 　　■合併せずに「小さくても輝く！」と玉川町長■ 　「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会（全国革新懇）」《注》の一翼を担う千葉県革新懇のニュースの1面をみて驚きました。何と、千葉県の長生郡一宮町の玉川孫一郎＝町長が登場。今年の5月に、合併推進の前町長に代わって、「住民参画」「情報公開」を訴えた玉川さんが当選しました。一宮町は、人口が１万1894人、九十九里浜の最南部にあり、イチゴやメロンが特産の「緑と海と太陽の町」です。 　就任して半年あまりですが、「合併しないでよかったと言うのが実感です」と町長は語ります。「町民の顔が見えるのは、どんなに努力しても人口1万5千人程度で、それを超えると支障をきたします。町には、中学校が一つ、小学校が二つ、保育園は四つ、このくらいだと全部訪問できますが、これが合計で20を超えると、行くところ、そうでないところができ、平等に扱うことが結局出来なくなるわけです」 　感激です！つまり町長さんは、町の子どもたちをわが子のように、感じていらっしゃるのではないでしょうか。 一宮町のホームページから●国指定文化財『梅樹双雀鏡』（ばいじゅそうじゃくきょう）● 　さらに語っています、「自治体の規模が大きければ効果的と考えるのは間違いだと思います。町民の実態をつかめぬままの対応になりますから」「後期高齢者医療は廃止を。憲法9条は大きな歯止め、戦争では何も解決できません」とキッパリ。暖かい血の通った町政ですよね。頼もしい。野球ではロッテの大フアンだそうです。 ＊注　全国革新懇の3つの共同目標（１．日本の経済を国民本位に転換し、 暮らしが豊かになる日本をめざします。２．日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします。３．日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします）の実現をめざして、県・地域・職場革新懇が各地で活動しています。 ○参考 ＊全国革新懇（平和・民主・革新の日本をめざす全国の会）ホームページ