「いやいやバスの3番くん」─病院行きのバス─に乗って
2014/08/12
★薬の匂い
先日、「バアバに3番くん、読んでもらいな」──娘の一言で、孫の家で読み聞かせ。胸打たれた。
それは、病院行きのバスにまつわるお話であった。1番くんは観光バスで華やか、でも3番くんは、病院と駅を行き来して、ぷんとどこか薬の匂いがする高齢者や子ども連れが多いバス。3番くんは仕事に嫌気がさすが、あることから役割に目覚め頑張って働く、というストーリー。
重い心臓病の孫にせがまれ、3番くんを読み聞かせ、胸が熱くなった。
★葡萄色のバス
そして先日は、仕事で気が急いているときに孫守りの依頼。何はともあれ駆けつけたら、「葡萄のバスに乗りたい」と孫が言う。
松戸市内を走る葡萄色のバス。ちょうど松戸駅前に仕事で届けものもあり、出かけた。主役は孫だ。ピッとスイカを示して、「降りるボタンは必ず僕が‥‥。ヒリヒリって音させて曲がるよっ!」──ワクワクのバス旅行?にご機嫌だった。
★病院へ
さて、本日は、バアバが一人で、葡萄色のバスに乗って、あなたのいる病院へ。検査入院とはいえ、痛みに耐えているよね。また帰ったら、楽しいバスに乗ろうね!3歳、頑張れ。
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