ギタ一が私を待つ秋
2013/09/11
この夏は、“集い”のたびに、「ギタ一持ってきて、三輪さん」と声かけられて、私は、ほとんど半年以上、ほうってあったギタ一をとりだし、あわてて弦をすべて取り換えて‥‥思い出しながら、奏でました。
ある時は、リクエストにお応えしながら、皆さんと共に‥‥、ある時は詰まりながらの私に、かまわず歌い続ける仲間の皆さんの声に圧倒されながら‥‥。
「原爆許すまじ」「仕事の歌」「折鶴」「夏の思い出」「故郷」‥‥ある集いで、10曲を超えたとき、ギタ一の音もますます大きく響いて、声も大きくなって、みんなで歌う迫力に圧倒されました。
そして、しばらく弾かなかったギタ一が、私のもとに、また戻ってきたような愛おしさがこみ上げてきて‥‥。
この夏、ギタ一がよみがえり、いまわが家のリビングにはギタ一が、ちょこんと私を待ち構えています。
ギタ一が私を待つ秋。
この頁トップへ