“けん玉”の先生に教わる
2013/08/26
ひょんなことから、夏祭りで“けん玉”の指導にあたっておられた井川先生にお会いできた。「ではやってみましょう‥‥」と言って立ちあがった先生の激しい“けん玉”は「小次郎、武蔵の闘い」とか言うらしい、すごい技だ。
現在松戸市内では、“面影歴史散歩”(江戸時代から現代に至る街の変遷などを語る)というグル一プの講師もされている先生は、“日本けん玉協会”理事も‥‥。7段の腕前。
「さあ、やってみましょう!」と、今度は私にもお声をかけていただいた。たまたま居合わせた私は面食らったが。「ハイ」と“けん玉”を手渡され、立ちあがった。
幼い頃、やったことはあるが、夢中になった記憶はさほどない。「膝を曲げて」「リズムをとって」と先生の掛け声にのって‥‥。
しかし私の方は、全くおぼつかない。“ロウソク”“ソフトクリ一ム”。「もしもし亀よ‥‥」にあわせての“もしかめ”などは、まだできない。膝、がくがく。
解説リ一フも頂いた。ちなみに先生は、教員時代からず一っと“けん玉”一本で友達づくりを、と力を入れて来られ、教員を辞められてからも、“けん玉”の道を続けてこられた。地域の夏祭りでは大人気の、ハッピを着た“けん玉”先生のお姿も先日お見かけした。“生涯、教員魂を忘れずに、さすが先生、立派だなあ”と感じた。「何事も勉強、勉強‥‥」──7段の先生の眼がキラリ!
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