よっちよっち──僕、はじめて歩けたヨ!!
12/11/30
娘に届けるものがあり、立ち寄ったら、まあ、孫の「寅ちゃん」が、公園にいるではないか。
一瞬、選挙もどこへやら、理性を失ってしまう「ばあば」。名前を呼び呼び近づいた。
歩けるようになったよ、ほんの少し。えっ!本当?と、近づいてゆくと、ほら。
“僕、歩けるヨ”と、たった、たった、よろよろと、私に近づき、満面の笑顔。最高の笑顔。「得意満面」とは、このことか。プライドが光る。
貴方が、心臓の大手術で、手術室に入っていた7時間のあの日を思い出すわ。偉いわねえ、凄い生命力。
たたかいはまだ続くが、生きるって素晴らしい。歩けるようになった私の寅ちゃん、おめでとう!!
私は、もう格好なんか、言ってられない、寅ちゃんを受け止めた瞬間。「孫・いのち」のひととき、幸せなやすらぎ。
この命の輝きを抱きしめて、私は再び、選挙にダッシュした。秋は、もうすぐ終わりのぺ一ジ。
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