おばあちゃんの退院
12/11/20
衆議院の解散が近づいたころ、松戸に住む、夫の母が入院して、驚いた。と言っても82歳なので、これまで元気すぎるくらいに元気だったこと自体が、すごいことなのだが……。
尊敬すべき「おばあちゃん」の入院で、家族みんなが心配でたまらない。
福祉の現場で働きながら子育て、京都から松戸へ……。私たちのすぐ近くで、いつも息子夫婦や孫やひ孫を案じてくれているが、「医者知らず」で通していただけに、今回の入院は「衝撃」。
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解散の前の日にも私が病院に行くと、「もう来なくていい。あんたはがんばりなさい」と。
そんな優しくもたくましい母の退院の予定が、20日の今日、医師から告げられた。
先日は、<入院して3ケ月たつ末期がんの患者さんの、次の病院探し>のご相談を受け、ご家族とともに私も奔走した。が、見つからず、そのままその病院で亡くなられ、何とも言えない気持ちになったが……。それにつけても病院に行くと、私は、さまざまな病院に関わる相談を思い出す。
「看護師さんもお医者さんも偉い仕事やわあ」。お産の時以来の入院となる我が家のおばあちゃんも、医療従事者のお仕事ぶりに、感服らしい。
母は、毎日、新聞をきちんと読む大の読書家で、絵も描く。わが一家の中では、誰からも一目おかれる偉大な「知識人」でもある。京料理が上手な、でもパンが大好きな、おしゃれでステキな女性。母の退院で、また、選挙にハッパかけられそうな予感!
黄色の菊まっさかり、銀杏の老木が輝きを放っていた。お帰り、おばあちゃん。退院おめでとう。
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