みわ由美 採れたて野菜の匂いは、最高!
やすらぎのとき コンテンツ
タイトル 「大丈夫、人生はやり直せる」――宇都宮弁護士 タイトル

写真1
写真1
2009/09/03
 宇都宮弁護士の本(写真1)を手にとった。「ちば派遣村」の学習会(写真2)で感動した時のことを、思い出して、元気が出て、もう一度、宇都宮弁護士から、学びたくなったのだ。本を購入した。

 8月初旬の講演は、本当に、謙虚でしずかで、「エッ、この方が、本当にサラ金相手に闘う弁護士?」という滑り出しであったが、終わりに近くなってから、次第に熱く激しい弁になった。不正義を許さないと闘う、極めて人道的なそしてまっすぐな弁護士の力強さに、深い深い感銘を受けた。人柄にも、まず胸打たれた。

 本のタイトルは「大丈夫、人生はやり直せる」――サラ金・ヤミ金・貧困との闘い――。表紙には――誰もが人生を希望を持って生きるために――というキャッチフレーズもある。「大丈夫」と冒頭にくっついているのが宇都宮弁護士らしい、と私は思った。
 「大丈夫、大丈夫……」 と、不安なとき、まず言ってもらえると、次の言葉が心に入るものではないかな。宇都宮弁護士は、きっと、相談者にまず、そう声かけをされているのだろう。大事なことだ。

写真2
写真2
 本の出だしは、こうだ。「はじめに……弁護士になって38年になります。一番つらかったのは、勤務弁護士すなわちイソ弁(いそうろう弁護士)時代の12年間でした。自分の仕事がなく、なかなか独立できなくて悶々として日々をすごしていた。一時は、自分は弁護士に向いていないのではないか(中断)みかん農家をつごうか……」そんな、自分の迷いから書き始まる。
 講演を聴いたときも、実にその悩みの部分が、リアルに丁寧に語られて、《それほどまでに悩んでいた人が、どうしてこんな活躍を?》と引き込まれるように話を聞いたのだ。本の中で「……サラ金被害者の相談を受け、一人ひとりを救済する中で、徐々に弁護士としてのやりがいを感じてきました」と宇都宮さんは書いている。

 講演の際も、初めは、伏目勝ちに照れながら……最後は、社会悪と闘い人々を救うアンパンマン正義の闘士。しだいに弁に熱がこもり、優しいお顔も紅潮してきた。宇都宮弁護士――私の敬愛する、貧困と闘う弁護士であり、「あたたかい人」であります。

トップページ
みわ由美物語
かけある記
県議会報告
やすらぎのとき
みんなの声
やすらぎのとき
みわホット通信
リンク
日本共産党みわ由美事務所
みわ由美ケータイサイト