雨上がりの紫陽花――紫陽花 その1
2009/06/02
知らない間に、咲き始めていた・・・大好きな紫陽花。雨の滴が、うっすらと残っている。「待って、待って」と、急いでシャッタ一を押した。あわただしく時が過ぎている間に、こんなに大きくなって……。辺り一面、我がもの顔に、地面を紫陽花色で、埋め尽くさんばかりの勢いだ。
うすい緑から、透き通る青になり、次第に不思議な紫を帯ぴる。そして、なんとも言えない濃い優しい紫になっていく。毎日変わる、暗くはない・・この紫に、私の心は吸い込まれていく。不思議な力をもつ紫陽花が私は好き。変化していくたくましさを、凄いと感じるのは、私だけかなあ。
小さな花がいっぱいに集い、6月の空に、華やかな光を放っているさまに、私は毎年、元気をもらう。
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