上野駅で多喜二に出会う(08/05/14)
店頭のPOP広告
「おい、地獄さ、行(え)ぐんだで」――で始まる『蟹工船』が手づくり広告つきで並んでる。売れている。
若い店員さんが書いたであろうPOP広告「なぜ、今? ワーキングプアって蟹工船なんじや? 読むとおもしろい──違和感ないのがすごいです……」。
私は胸がドキドキした。みんなが人間らしく働けるまともな世の中にしようよ! 満面の笑顔で2冊買った私は、「多喜二」を抱きしめた。
○関連
*「みわホット通信」4号(08年5月31日付)(PDF)
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