「松戸憲法記念日の集い」大江健三郎氏の講演をきく
次の世代が生きていく道を塞がないということ
「松戸憲法記念日の集い」大江健三郎さんの講演会に、1200名溢れる満場の人々が集い、熱い拍手を送りました。
「・・・・・・最大のモラルは、次の世代が生きていく道を塞がないということ。今、生きていく時代が引き受けようじゃないか。それが日本人のモラル。そのための方法は民主主義だ。」と、大江氏自身が、署名やデモなどの運動に参加をしていることを語られ、とても身近な存在に、感じました。
また「憲法をつくろうとしたとき、日本は、大きな決断をした。それは、戦後の希望があったから。戦争が終わった時は、もっと明るかった。今は汚染などで明るい見通しが、みえづらく暗いものが・・。原子力は、日本人がやってしまった大きな失敗。」「しかし勇気を出して希望を持つ。非常に苦しいが、新しい国民性を。65年間憲法九条は生きてきた。希求する力があったから。これからの時代、希求を・・・」と、最後に希求を、強調された。
昨年は、作家の大江健三郎さんら著名9氏が呼びかけた「さようなら原発集会」が、9月19日、東京・明治公園で開催され、6万人が集まっとことは、記憶に新しいところ。
行動する文学者に心からの敬意と拍手を送りたい。そして、私自身も、希求する日々をと問いかけながら、生きていこう。
松戸市在住の鈴木葉子さんのミニコンサ一トも
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