障害のある子らの学校で、除染へ真剣な努力!
通学路を測定
ブランコの下を測定
2011/09/03
8月26日の朝、ある県立特別支援学校を訪問した。25日の県立高校に続いて、今度は障害のある子らの学校へ。放射線測定器ラデイを持って、高橋たえ子・うつの史行党松戸市議会議員や地域の方と4人で……。
学校関係者との懇談の中で次のことが判った。7月に県教育委員会が測定したのはわずか2カ所であったが、その後「松戸市の子どもたち、小・中・高生が通っているので、細かく測定させてほしい」とこの特別支援学校に市が独自に放射線測定にきたときには、約20ヵ所の地点を測定していったそうだ。
“子らの安全を考えれば、当然"であるが、県の消極姿勢に対して、市の対応には敬意を表したい、と参加者一同感じたところである。
市の測定で0.7を超えた地点が、私たちの測定でもやはり06を超えた。「ここは、ブランコの下。気になる場所です」と、苦渋の表情の学校関係者。
グランドを測定し、そして畑の向こうにも移動をした。刈り取った芝生を積み上げてあるその場所は、0.76であった。
最後に、帰ろうとすると・・「どくだみ茶づくりのために乾燥させたものです。これを測定して!」とお声がかかった。勿論この測定器は、大気測定だが・・と前置きして測定したところ、0.1台であった。
私たちはもちろん専門家ではない。しかし、見えない匂わない放射能汚染の実態を、まず知る、まず有るもので測定する、そしてより安全のために万全の対策をとることは、どうしてもしなければならない!
一緒に測定をしていて、県立学校関係者の子らへの真剣な思いがひしと伝わってきて胸が熱くなった。
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