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タイトル 「千葉県男女共同参画計画」からの『平等』削除にストップを タイトル

2010/09/12
 県は、第3次千葉県男女共同参画計画(平成23年度〜27年度)を新たに策定するため、現在、千葉県男女共同参画推進懇話会を開いています。
 この懇話会には、長谷川三千子=埼玉大学教養学部教授(「日本会議」の代表委員であり、「新しい歴史教科書をつくる会」の賛同者)や、渡辺利夫=拓殖大学学長・東京工業大学名誉教授(「日本教育再生機構」の代表委員・設立発起人であり「教科書改善の会」世話人)が名を連ねており、選択的夫婦別姓に反対する自民党県議も委員の一人です。日本共産党岡田幸子県議も、委員として審議に参加しています。

 8月3日開かれた男女共同参画推進懇話会では、「平等はそぐわない」「審議会などへの女性の進出についても目標値を設定する必要はない」など驚くべき意見が出され、これまでの到達点を著しく後退させ、“男女共同参画”とは似ても似つかぬものに変質させようと言う動きがあらわになりました。

 大切なのは、こうした男女共同参画や平等推進に対する妨害を、世論と運動で跳ね返していくことです。資料をご覧ください。
○今年度までの第二次千葉県男女共同参画基本計画
○第三次千葉県男女共同参画の骨子案(平成22年8月3日県が懇話会に提出)及び第三次千葉県男女共同参画の骨子(平成22年9月9日県から報告=※「懇話会での委員の意見などを受け変更し、県として決定した」と県が説明したもの)
 第三次計画の骨子が二次計画とは大きく違う点は次の通りです。
▲全面的に『平等』が削除され(理念からも、教育・労働の分野でも)、「元気な千葉」とあいまいで抽象的な文言が入っていること。

▲基本目標から『政策・方針決定過程への女性の参画促進』の柱が消えたこと。「男女共同参画」の方向が大きく後退したこと。
▲母性保護・固定的な性別役割分担意識の是正・社会制度慣行の見直し・エンパワ一メント・企業や行政と明記・防災等における女性の人権への十分な配慮・社会全体での(子育て介護支援の)促進などという重要な文言や微妙な表現がなくなったこと。

 森田知事自身が、日本教育再生機構の代表委員・設立発起人です。知事が選ぶ懇話会委員のメンバ一に日本教育再生機構や日本会議の代表委員をつとめる人物を入れて、しかも県当局がその攻撃に流される現状は、県民の大きな反感をかうことは必至です。

 男女平等に向かっている世界の流れ、道理ある方向に逆行し、また県民の願いに背くような計画は、つくらせてはなりません。県民世論と運動で正していきましょう。
○参考
◆【2009年12月県議会】日本共産党 みわ由美議員 自民党提出「選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書(案)」への質問(12月22日)
◆【2009年12月県議会】日本共産党 みわ由美議員 自民党提出「選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書(案)」への質問への答弁・再質問(12月22日)
◆同上、中継録画(千葉県議会インターネット中継)
次期男女共同参画計画から男女平等を削除(丸山慎一県議HP 「東へ西へ」09/10)
千葉県男女共同参画計画(9月12日)(岡田幸子県議HP 09/12)

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