2010/09/02
昨日は9月1日。学校が始まり、子どもたちも本格的に登校だ。ある県立学校の先生から、三輪議員にと、松戸の事務所に電話がかかってきた。『学校が、暑いーっ』と言う悲鳴の電話であった。
県立高校によっては、クーラーのついていないところもある。そんな学校では、この猛暑は堪らないわけだ。昨年、松戸市内のある高校からもクーラー設置の要望があり、町会役員の方たちと共に県に要望したが、「予算がない」などと納得できない理由で未だに設置されていない。
その先生は訴えた――「今、授業準備室は34〜5度ですよ。県立の高校に千葉県はクーラーを付けない。それで学校によっては、保護者会の責任(費用は保護者が負担)で設置している高校がある。経済的に大変な家庭の子が多くいる学校ではそんなことはできないので、クーラーがない高校が多くある」。
その通り。この問題についてはこれまでも私も議会で追及してきた。県の責任逃れは許されない!。
ちなみに、教員の立場からしても、労働安全衛生上、こんな暑いのに対策がとられていないことは、違反だと彼は言う。
今年の暑さではこの問題は「待った無し」の課題と県に対して私も、実態把握と対策の資料を請求した。また教育分野を担当する同僚の岡田幸子県議にも連絡をした。
そしてこの日、知り合いの方が熱中症で搬送されていたことを私は知った。重症とのことだ。その方はマンションでの独り暮しの高齢者だと聞き、なおさら胸が痛んだ。
今年のように猛暑が続くなか、暑さ対策は子どもにとっても、大人にとっても――とりわけ高齢者にとっては「待った無し」の課題だ。本当に命第一なのだから。
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