九十九里の砂浜浸食 三輪、丸山千葉県議が視察
2010/05/21
「しんぶん赤旗」10/05/21付から記事のみ転載
千葉県九十九里浜の砂浜浸食問題で日本共産党の三輪由美、丸山慎一両県議は18日、現地の一宮海岸を視察しました。一宮海岸を守る運動を続けているサーファーの鵜澤清永さんとあきば博敏一宮町議が案内しました。
一宮海岸は日本のサーフィンの人気スポットとなっています。県は砂浜の浸食対策としてヘッドランド(人口岬)工事を進めていますが、良質な波が失われるのではないかと工事中止を求める運動がおきています。
調査したところ、10基のヘッドランドの周りだけに砂が集まり、中間部は砂浜が深く浸食されていました。ロックマット(蛇籠=じゃかご=、石をつめたかご)が老朽化している現状も分かりました。
あきば町議からは太東漁港の防波堤などで太東埼からの砂の供給がなくなっていることに加え天然ガスのくみ上げの影響が大きいことが指摘されました。
海岸視察後、アカウミガメなど九十九里浜の動物の生態を長年観察し保護運動をしている秋山章男さんの話を聞きました。秋山さんは河川の護岸用のロックマットが一宮海岸の防砂林と波打ち際の間に設置されアカウミガメの産卵の支障になっているとのべました。
○参考
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海岸のヘッドランド視察
(丸山慎一県議HP 05/19)
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九十九里浜の工事
(丸山慎一県議HP 04
/12)
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