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タイトル 片道2時間もスクールバスに!?増車しなきゃ… タイトル

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2010/03/03
 1月15日の決算審査特別委員会で私は、この問題を真正面から取り上げました。しかし『バスのコースなどを変えて工夫して……』などと県は答弁。増便は、一切約束せず、冷たい答弁に終始しました。

障害児スクールバス 90分以上乗車が53人
  うち2時間以上は3人 千葉県

 千葉県立特別支援学校のスクールバスに片道1時間半以上乗車する児童生徒が53人、うち2時間以上の乗車が3人にのぼることが、日本共産党の三輪由美県議の調査でわかりました(数字はいずれも2009年5月1日現在)。
 
 障害のある子どもが長時間スクールバスに乗車するなかで、トイレをがまんしたり気分が悪くなったりした事例も寄せられています。「障害児には1時間でも苦痛」という声が関係者から寄せられていますが、1時間以上の乗車はバス利用者2352人中、542人にものぼります。

 また特別支援学校29校のうちスクールバスがあるのは24校。バス不足のため乗ることができず、待機中の児童生徒は20人で、前年の3人から激増しています。
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 ところが、バスの増車は09年にはわずか2台、今年の増車も2台しかありません。経費は1台につき700〜800万円ほどです。森田健作知事は「教育に力を入れる」と言いながら、財政難を理由に障害児への長時間乗車を強いる一方、必要性のない八ツ場ダム関連予算として今年度約21億2700万円を計上しています。大企業への立地補助金も続けています。

 三輪県議は、「子どもたちへの教育予算もつけない冷たい県政は許せない。ムダ使いや大企業優遇をやめ県民の暮らしや教育最優先に、県政を転換すべき」と話しています。
〔「しんぶん赤旗」浅野宝子記者〕

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