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タイトル 不正経理――県警 3分の1は帳簿確認できず タイトル

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2010/02/12
 今年度の決算審査特別委(2008年度の決算を審査)の実質的な審査の初日に行われた県警の決算審査の際、「国費等の追加調査が間に合いません」とのことでした。「それは認められない。早く調査してこの決算審査の中で、報告審査を行うべき」と私は主張しました。
 そしてその要求通り、決算審査が1日追加され、2月4日に県警についての2回目の審査が行われました。

 2月4日の決算審査の前に、議員宅に寄せられた県警からのファクスには、「なお、不適正につきましては、翌年度納入が83%を占め、私的流用、使途不明金、新たな預け金およびプ一ル金はありませんでした」との記述がありました。

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 しかし決算審査の際、提出された報告書によると、国費含む調査対象75億円のうち22億円が不明(83業者のうち15業者が帳簿未提出)という実態が明らかに。約3分の1が不明。「これでは『ない』など断言できないではないか」と私は追及しました。
 これに対し「調査した範囲ではなかったという意味です」と県側が弁解。「これで調査は終わりなど認められない」との追及には、別の議員とのやり取りでは「これで終わりです」と答弁していたのに、「突合できなかった部分は、今後も調べる」と言わざるを得ませんでした。

 さらに、質疑のなかで、帳簿未提出の15業者のうち4業者は倒産したけれども、11業者については、従来どおり、取引が続けられている実態が判明。「これで、適正な対応と言えるのでしょうか。県民は納得しない」と指摘。帳簿未提出業者に対しては、何の咎めもなく甘い対応は問題だと、是正を求めました。

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 また、不正処理についての上司の関与について質疑をする中で、信じられない答弁がありました。「多くの上司は経理に疎く、関心がなく、『あっそう』と、放置してしまうことも、あった」などというもの。
 こうした問題については、引き続き究明が必要です。まだまだ、問題は山積みです。
(2/5付の各新聞が、2月4日の決算審査・不正経理調査の両特別委員会の模様を報道)
○参考
千葉県庁、驚くべき不正経理の実態(小松実県議HP10/02/05)
「不正経理調査特別委員会」県警本部が追加調査結果を報告(小松実県議HP10/02/04)

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