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タイトル 県政初、決算不認定!─「挙手ナシ」 タイトル

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2010/02/11
 2月10日は、決算審査委員会の最終日。午後1時から開かれた委員会では、2008年度の決算については、なんと全会派が不認定の態度を表明。これは県政史上初めてのこと。それぞれの会派ごとに述べた不認定の理由で共通していたのは、当然のことながら、不正経理のことです。
 
 いつも決算に反対するのは日本共産党と、あと1会派くらいです。しかし今回は「全員が反対」で、シ一ンと、しばしの静寂が走った瞬間、私は緊張しました。委員長の問いかけに、だれも手を挙げず、「挙手ナシ」という委員長の声が委員会室に強く響きました。

 討論で私は、「全庁的に、08年度も含め長期にわたって不適正な経理が行われていたことは当然許されない。『徹底して膿を出し切る』という知事の発言には程遠く、調査したのは歳出全体のごく一部。しかも、県幹部の関与などの責任は曖昧のままであり、業者との間で帳簿のつき合わせが出来ないまま放置されている例が残されている」と決算認定に反対する理由の第一に、不適正経理問題を挙げました。

 続けて、私は次のように意見表明しました――見通しのない無駄な開発の数々には、根本からの見直しをせずに巨額の金を県は投入する一方で、暮らしや福祉・教育、地域経済に対する予算の切り捨てや削減を進めている、深刻な事態である。また財源確保として可能な、そして実施する県も増えている――大企業に対する法人事業税の超過課税を千葉県は実施しなかった。

 今年の決算審査は、不適正な経理の報告を県が提出しないため、当初の日程を大きく遅らせてのスタ一トとなり、終わりもずれこみました。決算不認定の討論は、2月19日(金)の2月定例県議会の初日に行われます。議会は連日、緊迫の日々です。

 また今日は、森田県政の下での“事実上”初の新年度予算(案)が議員に示されました。

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