予算全体にメスを――不正経理問題で小松県議追及
09/12/23付「しんぶん赤旗」から転載
予算全体にメスを
千葉県庁不正経理 小松議員が追及
千葉県議会閉会日の22日、県庁不正経理問題の追加調査結果に対する緊急質問が行われ、日本共産党の小松実県議が質疑しました。
小松氏は県が調査対象を限定したことについて「6年分で86億円、県庁の年間1兆6千億円の予算と比べ0.1%にも満たず一件落着とはいかない」と批判。県予算全体にメスを入れるべきだと追及しました。県側は「来年度、特別監査を実施する」と答えました。
小松氏は今回の県職員の大量処分から県警本部だけが除外されていることを指摘。県警本部長は、国費を含めた調査結果を2月ごろに公表した後に対処することを明らかにしました。
また県が、匿名の内部通報でも事実と推察できれば調査するとしたことについて、内部通報にかんする取り扱い要綱の改正を要求したのに対し、県側は「趣旨の周知徹底を図る」と答えました。小松氏は再発防止とて備品購入など必要な予算を措置し、職員の声や意見を吸い上げるシステムの構築を求めました。
○関連
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小松県議 不正経理問題「追加調査結果」に対する緊急質問
(12月22日)(日本共産党千葉県議団HP)
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