子ども医療費無料化拡充を急げ
法人事業税の超過課税実施で財源作れる
丸山慎一県議
2009/12/05
子ども医療費無料拡充を
千葉県議会で丸山県議
09/12/05付「しんぶん赤旗」から転載
12月定例千葉県議会で4日、日本共産党の丸山慎一県議が一般質問に立ちました。森田健作知事が公約した子ども医療費無料化の拡充を求め、財源として法人事業税超過課税でまかなえる試算を示し実施を迫りました。
子どもの医療費無料化を「子ども手当の動向を踏まえ判断」など先送りの姿勢の知事に対し丸山県議は「子ども手当と医療費助成は質が違う。公約実現すべきだ」と追及。実施にかかる予算は小学3年までの無料化で51億円、所得制限や自己負担をなくし中学3年まで拡大して111億円だと指摘しました。
財源として資本金1億円以上の県内企業に限度額いっぱいの超過課税をすれば09年度121億円増収になると強調。「なぜ超過課税をやらないのか。大企業に物が言えない知事だ」と批判しました。
介護問題で丸山県議は県の特養ホーム待機者が1万7000人、うち要介護度5の独居者が251人、この2年間県内で介護疲れを動機とする殺人が6件、自殺が24件にのぼる実態を告発し特養ホーム増設や補助金増額を迫りました。県は「早期目標の達成に努力したい」と答えました。
○参考
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【2009年12月県議会】日本共産党 丸山慎一議員 一般質問(12月4日)
(党千葉県議団HP)
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