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タイトル 雨漏り・外壁落下の恐れ――県立高校の改修急げ
  子どもの命守れるのか
タイトル

写真1 「おはよう!」子どもたちが、登校する入り口(昇降口)の、天井は剥がれ落ちる寸前。落下の危険あり。原因は雨漏り。見渡すと、地図のようなしみも見える。これでは子どもたちは守られていると言えるだろうか(学校の職員さんたちによる事故回避の日頃の努力は大変なものだと、お話から伺えただけに、大規模改修の予算化をしない県行政の責任は重大だと痛感)。
写真1 「おはよう!」子どもたちが、登校する入り口(昇降口)の、天井は剥がれ落ちる寸前。落下の危険あり。原因は雨漏り。見渡すと、地図のようなしみも見える。これでは子どもたちは守られていると言えるだろうか(学校の職員さんたちによる事故回避の日頃の努力は大変なものだと、お話から伺えただけに、大規模改修の予算化をしない県行政の責任は重大だと痛感)。
2009/09/08
 学校というのは「建築後20年たてば、大規模改修の計画の対象とする。かつては千葉県もそうしていたが、財政のつごうで、耐震改修を優先させ、大規模改修にはなかなか回らなくなった」と説明する県教育委員会。私は、「建築後30数年たっても、いまだに大規模改修されない県立高校が、あちこちにある」と聞き、さっそく現場に飛んだ。「外壁が落下した」などという危険な話も県内、あれこれ聞く。
写真2 廊下の壁にも、ひび割れ。
写真2 廊下の壁にも、ひび割れ。
 「コレは大変、待ったなしの問題」だ。松戸市からもそう離れていない、松戸の子どもたちも通うある県立高校を訪ねた。文化祭の直前である学校では、子どもたちの賑やかな声が弾む。この子どもたちの安全を守ることが、行政の第一の仕事なのに。

写真3 昇降口の真上の屋上には草が生えている。土の隙間からも雨がしみこみ、降った2〜3日後に、建物のさまざまな場所に影響してくるらしい。
写真3 昇降口の真上の屋上には草が生えている。土の隙間からも雨がしみこみ、降った2〜3日後に、建物のさまざまな場所に影響してくるらしい。
 子どもたちの学校が、耐震工事・大規模改修工事がされず、あわや「外壁落下」の寸前、学校の努力で食い止めたという例をあちこちで聞く。千葉県の責任は、重大であることを痛感した学校視察であった。この国・この県の政治の原点が問われている今、何を最優先にすべきかを、行政は知るべきだ。

写真4 草が生えないように、白い除草剤をかけている。草は抜いてしまうと根っこが取れて、水がしみこむので、全部抜かないで根を残しておくのも手だとか――現場の苦労は絶えない。
写真4 草が生えないように、白い除草剤をかけている。草は抜いてしまうと根っこが取れて、水がしみこむので、全部抜かないで根を残しておくのも手だとか――現場の苦労は絶えない。
 目の前の弾ける子どもたちの笑顔を、守れない政治はいらない。税金を、この子どもたちの命と未来に投入できる政治に変えなきゃ!!
写真5 現場のご苦労と、老朽化した校舎を視察するみわ由美県議と岡田幸子県議。
写真5 現場のご苦労と、老朽化した校舎を視察するみわ由美県議と岡田幸子県議。

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