失業者用県営住宅への入居 わずか9戸――関東最低
2009/07/14
失業者用県営住宅への入居についての関東5県の状況を示す資料が、千葉県の県土整備部住宅課から届いた。
☆千葉県の入居戸数 茨城県の7分の1
(平成21年6月26日現在)
供給
戸数
入居
戸数
千葉県
31
9
茨城県
73
62
栃木県
47
34
群馬県
101
69
埼玉県
56
41
神奈川県
60
53
一体、この実績の少なさは? 県議会の常任委員会質疑で、あらゆる条件の緩和を県に厳しく私が求めた。県はこの4月から、「住民票が県内になくてはならない」という縛りだけはなくしたものの、「県内の事業所から、解雇されたものでなくてはならない」というもう一つの縛りはなくしていないのだ。私は、電話ではあったが、あらためて「すべての制限をとり払うべき」と強く要求した。
茨城県の僅か7分の1の少なさの原因として、"他県に比べて失業者が少ないですから?”などという口実は全く通用しない。
街には、職と住まいを求める人々が、あふれかえっているのに……。ネットカフエ難民、そのカフェにも泊まれない難民の難民は、どこへ行けというのか。
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