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タイトル 6月県議会の特徴【その1】――木幡リポート タイトル

2009/07/19
 党千葉県議団事務局長 木幡充さんが「ちば民報」に投稿したものを、2回に分けて、掲載させていただきます。

疑惑に無反省の森田知事

 森田県政がスタートして3カ月が過ぎました。テレビや新聞、週刊誌などで報道されているように、知事は当選直後から疑惑が噴出。「完全無所属」「迂回献金」「違法献金」「県立高校講演料」(所得税逃れ)、果ては「自称剣道二段」など、次から次へと出てきます。政治とカネの問題に対して国民の厳しい目が注がれているもとで、県民を偽り、不信を招いた知事の責任は極めて重く、この問題をいささかも曖昧にすることは許されません。

 ところが森田知事からは、これらの疑惑について何ら納得できる説明はなく、居直りとごまかしに終始するその姿勢は、ますます県民の怒りを拡げ、大きな失望をかっています。6月11日の「ちば中学生県議会」でも中学生議員から「森田知事にうそはつかないよう伝えてください」との発言が飛び出しました。ある世論調査では、森田知事を評価するか、と聞いたところ、「評価する」はわずか18.1%でした。

徹底追及に奮闘した日本共産党

 日本共産党県議団は、千葉労連や民主団体が参加している「森田知事の政治責任を追及する会」などと連携しながら、疑惑追及に奮闘しています。6月定例県議会で、民主党、市民ネット・社民・無所属の2会派と共同で、強力な調査権限を持つ「百条委員会」の設置を提案しました。しかし、自民、公明が反対し否決してしまいました。

 6月19日の代表質問で小松実県議団長は、森田氏が自民党東京都衆議院選挙区第二支部の代表におさまり、その支部を通じて2004年からの4年間に約1億6千万円もの企業献金をあつめ、そのほとんどを同じ事務所内にある資金管理団体(森田政経懇話会)に流していた問題をとりあげ、「民主党小沢前代表の秘書が逮捕された西松事件と全く同じ構図だ」と厳しく指摘しました。

 また外国資本が発行株式の過半を所有していた「ドン・キホーテ」からの違法献金問題も追及しました。知事は「法規制に触れる企業の寄付を受けたことはない」などと強弁しましたが、ある週刊誌が「当時、赤旗から森田さんへの献金は違法だと批判された。当社は、森田さん側に『大丈夫なのか』と質したところ、『適切に処理します』と言われた」との「ドン・キホーテ」幹部の証言を伝えています。「ドン・キホーテ」は赤旗の批判を知り、その危惧を森田氏側に伝えていたのです。

収支報告書は訂正されないまま

 その赤旗記事のパネルを示しながら「知らなかった、わからなかった、などという言い訳は通用しない」「返したというが、政治資金収支報告書は訂正されていない。領収書を公開せよ」「やましいところがないなら全部出しない」と、小松県議は追及。知事は、県職員から渡されたメモを見ながら「銀行振り込みで返した、収支報告書は支部解散後に訂正する」と答えるのが精いっぱいでした。報道によれば、この支部は6月30日付で解散したとのことですが、知事はそれを県民に公表し、報告することすらしませんでした。(7月19日付「ちば民報」より、転載)
(続きは、6月県議会の特徴【その2】でどうぞ)

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