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タイトル 「紙を読む」知事
  スイスイ走れるのに、4車線化?280億円?
タイトル

写真1
写真1
2009/06/21
 県知事選挙後、初の定例6月県議会で、各党の代表質問(2時間)がひと通り終わり、一般質問(1時間)が始まっている。緊迫した中で始まったが、何と言っても森田知事の職員頼みの答弁の姿が目立つ。

 質問をしている間、森田知事は聞いてはいるようだが、全くメモをとらない。普通こんなことがあるだろうか。議員がした質問を、その場で聞いて、すぐに頭にいれて、順番に答弁していく?それは、メモをとらないと、無理というものだ。自分の意志で答弁しよう、という姿勢があるなら、メモはとるのが当然。しかしとらないまま、静止しているのが森田知事。

 その場で答える必要のある再質問に対しても、知事本人は何もメモしない。後ろから、県職員の書いた答弁メモがどんどん回ってくるのだ。議員が質問している間、メモを待っているそぶりの森田知事。答弁では、回ってきたメモ紙を下を向いて、ただただ読み上げる。その姿勢が、一貫して目立った代表質問であった。

 ウ一ン。「日本一元気な千葉」?の掛け声に反して、極めて元気のない知事という印象をその姿勢から受けたのは、私だけであろうか。知事は、この千葉の県政運営に、本当に信念と自信をもって臨んでおられるのだろうか。これが、まず率直な私の第一印象である。

写真2
写真2
 今回の6月県議会では、知事の「政治とカネを巡る」疑惑についてどう真正面から答え、どう責任をとるのか、景気悪化に県としてどう立ち向かうのか、など重要な問題が目白押しだ。国への意見書もいっぱい上げねばと思うのが、千葉の現状だ。その準備に私も走る。

 6月県議会の補正予算案には、国の直轄事業である東関東自動車道館山線4車線化に伴う県の負担分63億7500万円も盛り込まれている。木更津南から富津竹岡間21キロメ一トルを、総額280億円(63億7500万円は県負担、残りは国の負担)を使い、この事業は進めるというのだ。

 さて、さて?その必要性・妥当性が、大いに疑問視される。平成21年4月27日の国土開発幹線自動車道建設会議で、東京外環道の計画のほかに、全国で6路線190キロメ一トルの4車線化が決定された(写真2)。その中に千葉のこの21キロメ一トルが入っているのだ。

写真3
写真3
 道路特定財源が一般財源化されたというのに、また新しい道路建設と高速道路の拡幅ですか?? 高速道路を広げても、車はそんなに通らない、救急車を走らせるにしても、受け入れの病院づくりこそが先決。福祉・医療・暮らしの充実こそ第一にやるべきではないですか。
 徹底審議が求められます!!

 写真3は、暫定2車線の現在の館山道。みわが助手席から撮ったもの。もちろん、前に車は見えず、後ろにも車は見えない。スイスイ走れるのに、4車線化?それって、誰の声?!

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