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高すぎる国保料(税) 県の補助を復活せよ
八ツ場ダムなどの「ムダづかい」止めれば、1万円引き下げ可能 |
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2009/03/14
○国保料(税)の値下げは切実です
滞納世帯は全国最悪クラス
深刻な不況のもと、国民健康保険料(税)の負担が県民に重くのしかかっています。「食費を切りつめて払っている」「無収入になり、払えない」人が増えています。
国保料(税)が年収の1割前後を占め、払いたくても払えない世帯が急増していると言われています。滞納世帯は25%近くだとか。
国保料(税)の引き下げや所得が減った方などの減額免除の実現が千葉県でも待ったなし!の課題です。
○保険証取り上げ全国4位 払えない人へのペナルティ?
「命綱」を断つなんてひどい
国民健康保険への国庫負担を減らしてきた国は、滞納世帯からの保険証取り上げを「義務」化しました。驚くことに、この方針に忠実に従う千葉県の「取り上げ率」が全国4位です。
他県では機械的な取り上げを戒めているのに、千葉県は、「負担の公平化を図る」と取り上げを当然視しているからです。
保険証を取り上げられた世帯は受診を抑制しなければならず、重症化して命が奪われる悲劇が起こっています。
○2.5億円の県補助金は今やゼロ
ムダな開発やめ、暮らしへ回せ
保険証取り上げを当然視しながら、市町村国保への補助金を県は削ってきました。財界から「大鉈を振るえ」と言われ、2000年に2億5千万円あった補助金がいまやゼロに。
1世帯1万円の引き下げに要するお金は約100億円。2千億円規模のつくばエキスプレス沿線開発や760億円の八ツ場ダムなどでの「ムダ遣い」を見直せば、十分可能です。今こそ、命と暮らしを守る県政に変えることを強く願わざるを得ません。
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