「高すぎる国保で苦しむ者の身になって」「県独自補助ゼロとは」
――東葛5市の《国保の会》が県に要請
1月22日、松戸・柏・流山など各《国保の会》の13人が、千葉県庁で担当課と懇談。知事あてに要請。みわ県議も、懇談の冒頭に同席しました。
保険料を払いたくても払えない家庭の実態や、医者に行けない方たちの健康が脅かされている深刻な状況が出されました。しかし県側は、「収納率向上」「制度の維持のため」「地域による事情が違い、一律指導はできない」という態度に終始しました。
☆やっと病院に行けました!
駅やカプセルホテルを転々としていた男性Kさんが、生活保護の手続きが進み、久方ぶりに病院に行ったとのこと。
「血圧の薬をいただきました。実は、血圧が160に上がってたんです」。この言葉に、「やっと病院に行けた!」――実感がこもってます。医者にいけない日本はおかしい。政治は何のためにあるのか、原点は、命を守ることだ。
「政治が、命を奪う時」国民は、派遣村に命をかけて、集った。2009年は、まさに反撃・転換の年だ。小池晃参議院議員・党政策委員長が国会に出した質問趣意書で、「子ども以外の家族も、病気の時は、保険証を発行する」旨の回答を国もしている。ここでも、大きな反撃のうねりが、国の態度を少しずつ確実に動かしている(「しんぶん赤旗」1月21日付)。
雇用問題・医療問題どの分野でも、狙われているのは命だ。温かな連帯と反撃で、命まもる政治に、なんとしても変えたい。
「薬があります!」嬉しそうなKさんの顔がくしゃくしゃに笑っていました。
○参考
*国保証の取り上げ問題 病気なら子に限らず短期証 小池議員に政府答弁書
「しんぶん赤旗」1月21日付
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