平和の問題ですけれども、今国が、アメリカが武力行使できる新たな国連決議採択のために積極的に動いている、こんなときだからこそ、やはり知事にきちっとしたメッセージを発していただきたいというふうに私は言ったわけです。
公共事業の問題でも、道路は大きくても必要だからやるんだと。少人数学級については、新年度予算に教育委員会が要望したほんのわずかな予算でもやらないというのは、私はやはり今の県民の願いにこたえていないというふうに言わざるを得ません。
ある新聞の社説で、知事の挑戦を買いたいと、長野県の田中知事が公共事業の大胆な削減を盛り込んだ新年度予算案を発表しました。ここでは福祉や教育の拡大が盛り込まれています。このことで田中知事に公共事業を削減する意味を尋ねたら、どこかがこれに切り込んでいかないと日本全体が沈没してしまう、こういうふうに知事、田中さんは答えておられるわけです。堂本知事が誕生して2年ですけれども、やはりあのときに県民が求めたのは、県民世論調査でも明らかなように福祉や教育、そして公共事業にメスを入れることです。私ども、そのために全力で頑張る決意です。
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