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タイトル 【2002年 2月県議会】一般質問 2回目の質問 タイトル

みわ由美議員(松戸市選出)
 再質問させていただきます。まず、保育の問題。詰め込み保育、超過入所の問題で知事の認識をお聞かせいただいたんですけれども、こういう今の御答弁では、千葉県の保育はどうなってしまうんだろうかと。入れない児童が1600人ですけれども、定員をオーバーして詰め込まれている子どもたちが3677人です。知事、国の最低基準を満たしていると言いますけれども、それでも、こういう詰め込み状態というのは非常に大変です。そして県の基準、あるのを御存じですか。県の基準を満たしていないということについてどうなのか。そして、詰め込んでいるということが子どもの発達状況、命を大変脅かすような、非常によくない事態であるということを私は思うんですけれども、その点、もう1度伺いたいと思います。
 それから五香立体の問題ですけれども、まず初めに、排気ガスの問題では調査を検討するということでしたけれども、来年度予算、これは五香立体の関係で全然ついてないんですよね。この点、どうなのか、部長さん、ぜひ、つけていただきたいと思いますが、どうか。
 それから緊急車両の問題ですが、情報交換してまいりたいという、そういうちょっとのんきな答弁なんですけれども、端的にお伺いしますけれども、渋滞時、緊急車両が通れないという県道で、しかも21世紀、最新の立体交差で、こういうことを改善しなくていいと思われているのか。改善するのか、しないのか、その方向性。
 と言いますのは、消防車の関係の人に聞きましたら、現場は1分1秒縮めるために大変な努力をしているんですね。1分おくれで、特に救急車の場合は命にもかかわると。これで命の安全が守られなかったら、一体どこが責任をとるんですか。部長さん、お答えください。
 それから、早速、知事さんに五香立体の現地を見ていただいて、住民は大変期待しているわけですけれども、きょうの議会の中では具体的な改善策、抜本的な対策案が出されておりません。住民の方、きょうも傍聴に見えていますけれども、もう6ヵ月。大変な事態なんですね。そこのところをぜひきちっとわかっていただきたい、もっとわかっていただきたい。地元の民生児童委員協議会からも知事あて、市長あて、そして県議あてに要望書が来ておりますよね、知事さん。ある民生委員さんは、私の後ろには100人、200人の苦しんでいるお年寄りがいるんだと思ってください、ということで、わざわざ県に要請に見えています。
 また、地元の商店街ではどうでしょうか。松戸で一番元気な、そう言われていた商店街が、大型店でも、小売店でも、踏切閉鎖後、ばったりと客足が途絶えてしまった。踏切をあけてほしい。うちの店がつぶれるのが先か、踏切があくのが先か、祈る思いで最後の期待を署名に託したと、商店街あげての署名運動なんです。ところが、店じまいが既に1軒、2軒と出てしまっています。
 また、主婦や子供たちが、買い物や通学の途中に地下歩道で変質者に襲われるという、こういうこともありますし、けが人が地下歩道で−−具体的に言えば頭部挫傷のお年寄りだとか、全身打撲1カ月のけがを負った小学3年生。実際、救急車も出動しているようなありさまです。ぜんそくのお子さんのお手紙、知事のところに届いていると思いますけれども、ここで校長先生も、この地下歩道を何とかしてほしいというふうに言っておられます。
 日々刻々、このように深刻化する住民の被害。今、私、るる申し上げましたけれども、先ほど知事さんは、使い勝手が悪い、住民の皆さんの意見を十分に聞いて関係機関と協議するという大変一般的なお答えだったんですけれども、県のこの事業でこれだけの被害が出ている。緊急に手を打っていただきたい。この住民の被害の状況を聞いてどう思われるか、再度御答弁をいただきたい。それが知事さんへの、この五香立体の問題で1つ目です。
 それから2つ目には、この間、県が主体となって住民の苦情を受けて、新京成や市や関係者、都市計画事務所と一堂に会して、必死になって緊急に対策を協議されてきたのかどうかと。そこのところで、ぜひ知事さんにお願いしたいのは、知事さん、県が主体となって、そういった関係者がきちんとテーブルについて、住民の願いである歩行者用踏切も含めて、さまざまな角度から改善のための話し合いの場を改めて真剣に持っていただきたいが、どうか。これが2つ目の再質問です。
 それで、この点で言えば、松戸の市長さんは議会答弁で、踏切について話をするのはやぶさかではない、新京成は住民に対して、市や県と協議していきたいとお答えになっていますので、申し上げておきます。
 それから、知事さんへのこの問題での3つ目の再質問ですけれども、住民参加、住民合意、情報公開。知事さん、よく三番瀬の問題で千葉モデル−−すべての公共事業にこういうやり方を広げていきたい、全国に広げたいんだと胸を張っておられます。この五香立体、県の公共事業です。この五香立体の改善策に当たって、そういうやり方をぜひしっかりと重視をしてやっていただきたいんです。
 と言いますのは、立体歩道ができてから、昨年、そして今年になって、地元住民との安全協議会が2回あったわけですが、人数が減っているんですね。27人から14人。こういう、ごく一部の住民と相談をして決めるというやり方はあってはならない。この点で知事さんにもう1度御答弁をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、男女平等の話です。私は参画の仕方が問題だと思いますね。現に雇用の場で差別をされている。民間企業は本当に大変ですよ。パートさんも大変。知事さん、採用などに当たって企業に親書を送っておられますけれども、どんなやり方でもいい。県知事さんの、その男女平等の考え方を企業に直接物を申す、お願いをする、そういうやり方を考えていただきたいが、どうでしょうか、お聞きします。
 それから、妊娠の問題。答弁でも、千葉県は妊娠の問題は大変深刻だということが明らかになりました。大変重い数字です。ところが、県立病院の深夜勤の看護婦さん、今、半分の方たちが深夜勤をしています。肝心なのは人の体制なんですね。産休、育休、そして妊娠になったときに、本当は加配を40人しなきゃいけないのに、27人とか、35人とか。加配がされていない。私も妊娠している方に伺いましたけれども、これでは周りにしわ寄せが押しつけられる、患者さんに迷惑がかかる。産みたくても、休みたくても休めない、こういう状況がおひざもとの県立病院で起きている。知事さん、妊娠した県立病院の看護婦さんが安心して深夜勤免除になれるような、そういう体制をぜひ知事さんの手でつくっていただきたいが、いかがでしょうか。
 それから、児童館の問題。わずか5ヵ所ふやされるということですけれども、大変少ないんですよ。千葉県は児童館71ヵ所、埼玉県112ヵ所、東京611ヵ所ですよ。中・高生のための児童館も含めて、さらに建設を促進していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

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