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県立松戸南高校に、エアコン設置と生徒の居場所を─その2 |
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2014/08/07
*暑いよ、早くエアコンを!授業待ちの居場所ラウンジをつくって!
*個人ロッカ一が小さ過ぎ!
ところが、教職員の並々ならぬ努力により教育的効果が上がっている一方で、教育条件の整備状況はどうか。
まず夏場は、普通教室にエアコンがなく暑い。教室内の室温は35度近くになっており、後ろに一つある扇風機では、焼け石に水。
「プレハブ棟」と多くの方が呼んでいる工芸教室も限界で、熱中症で具合が悪くなった生徒もいるらしい。網戸ではなく防虫ネットが取り付けられているのが現状である。
生徒の居場所づくりも課題である。全日制のように固定の学級がないため、授業待ちの時間帯には、生徒たちの決まった居場所がないのが現状。今は、狭いラウンジ、廊下の両脇や階段などに座り込んでいるというのだから、放ってはおけない。しかも、個々人のロッカ一はあまりにも狭すぎるため改善が必要だと痛切に感じた。これでは、残念ながら、全国トップクラスとは言えない。
*議席を取り戻し、全国トップクラスの教育条件整備を、と決意!
来年度は、三部制では、全国トップクラスの大規模校になるというのに、県費によるエアコン設置の計画はなく、やるなら保護者負担でどうぞ、という県の姿勢は大問題である。ラウンジづくりも、例えば今の図書室なら職員室の近くでもあるのでどうか、という案も聞いたが、生徒や学校関係者の意見も十分に聞いて、新たな広いスペ一スが必要である。ロッカ一の改善と共に早く着手すべきだと思う。
最後に、教育は何よりも人。生徒や家庭の困難にも寄り添える教職員の十分な体制を整えることは喫緊の課題である。
私も県議会議員の議席を取り戻し、全国トップクラスの教育条件整備に全力を尽くしたい、と決意を新たにした。
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