千葉土建組合がまつり会場を自主除染!
10月16日に松戸の「土建祭り」があります。しかし、会場の新松戸中央公園は市の測定でも中央部で放射線量が毎時0.652μSv(地表5cm)と高く、子どもたちがたくさん集まるお祭りの開催が心配されていました。
私たち日本共産党と松戸市議団が、9月28日に行った本郷谷市長への除染要望行動には、土建組合の松戸市の幹部も参加し、その後、土建組合と市の協議が行われました。市は10月下旬からの事業発注になるといいます。それでは祭りに間に合わないと、今回の自主除染となりました。
朝9時から60人もの職人さんたちが、手に手にスコップを持ち、一輪車も。汚染土を埋める大きな穴を掘るために重機も投入。汚染土はブルーシートに包み、公園内に埋
められました。
詳しい結果は土建組合から発表されますが、側溝は1.238から0.285に、汚染度を埋めた土の上でも0.3程度となり、相当大きく改善された模様です。この活動には、
日本共産党からは私と松戸市議団から高橋たえこ団長、うつの史行市議が参加しました。
私たちは、事業発注前の自主除染活動も財政支援せよと要求していますが、市は事業発注前にはお金が出せないといいます。ところが昨日10日、環境省が年間1mSv以上は国の責任で除染する方針案を決めました。土建組合は市と防災協定を結んでいる団体です。国もお金を出すというのですから、さかのぼってでも費用の補助をするべきではないでしょうか。今後も、市民の自主除染に技術支援と財政支援を要求して運動をすすめます。
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