「測定器 貸して!」 原発ゼロの署名が次々
2011/06/29
“我が家の周りを調べたい”“学校や公園も測りたい”……さっそく申し出があり、放射線量測定器をお貸しした。お借りになった男性は、猛暑の中汗をかきかき、事務所をあとにした。
今日の午前中は、汗がタラタラ、「暑いっ」と度々口にしながら、原発ゼロの署名を持って地域を歩いたら、私の首に下げた測定器に注目が……。
“まあ、我が家は、低いから大丈夫”“うちの店も大丈夫ですね”小さい赤ちゃんがいるお宅では“私はいいけど孫が……”とひときわ不安が高まっている。
勿論、行く先々で、原発ゼロの署名が寄せられる。“新しいエネルギ一は、いまどうなっているのかしら”“とにかく原発はゼロを目標にしてもらいたい”この声は増すばかり。いろいろ議論はあるが、ゼロに向かっていきたいのだ。
6月28日柏市では、「柏の子どもたちを放射能汚染から守る会」が要望書を柏市長に出し、その中で、「目標とする放射線量の目安は年間1ミリシーベルト以下にする」「グラウンド、園庭で除染を実施する」ことなどを要望している。要望書提出の席には、赤ちゃんを抱いたお母さんなど約50人が参加したと、29日付「しんぶん赤旗」は報じている。
松戸市でも柏市でも、若いママたち中心に、「子どもたちの未来を奪わないで」の世論と運動が、大きく政治を動かそうとしている。
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