2011/06/28
福島第一原発事故による放射能汚染について、柏市や松戸市の「ホットスポット」問題が市民の関心をよび、松戸市では「松戸の未来を取り戻す会」が結成され、松戸市に対して放射能汚染の解消を求める署名活動を行っています。「市民の年間総被爆量を1mSv以内におさめるべく、表土除去をはじめ、あらゆる除染施策を市に求める、市民の健康と安心を最優先とする街にする」ことを同会は活動目的としています。
東葛地方の都市の中の自治体として放射線量測定に松戸市はいち早く踏み出しましたが、さらに求められているのは松戸市としても、放射能汚染の防止・汚染除去活動に具体的に取り組むことです。
そのような見地から6月27日、日本共産党の松戸市議会議員5人と党松戸市災害対策本部長=みわ由美の名で、「松戸市内の放射能汚染への適切な対応を求める申入書」を松戸市長に提出しました。申入書では「被曝量上限である年間1mSvを超える可能性がある場合には、除染を実施するなど適切な処置を講じ、市民の被曝を最小限に抑えること」などを求めています。
○参考
*「松戸市内の放射能汚染への適切な対応を求める申入書」
*「市長への緊急申し入れをおこないました」うつの史行=日本共産党松戸市議ブログ(松戸市などの放射能問題で活動されている様子がうかがえます)
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