“要望聞き取り隊”に─B 「瓦礫にウジ虫」「食料が一番」「早く仮設に」
2011/06/09
8日午後の「聞き取り」活動でも被災者からの訴えが絶えませんでした。(共産党大好きという男性が)「ハエが出て困る。早く仮設住宅に入りたい」。「半袖がほしい」と言う女性もおられ、ある男性は「水道管2ヶ所が破裂したまま。早く直したい」と訴える。
「食料が一番問題、コメが足らない」「ミシンが必要」「床下の瓦礫を片付けるため、床板を剥がしたい、でも、私だけではとても……」「この土地が将来どのようになるのか……」――海岸に近い家々では、苦悩が深い。
「仮設住宅にやっと入れたが、お金がほしい。支援金も義援金もまだ……」「12日まで毎日お葬式です」などの声も寄せられた。
泥と瓦礫と海水、それらが被災後3カ月近く放置されてきたことによる腐敗臭が街全体を、覆っている。
日本共産党の腕章やゼッケンをつけての、まる1日の「要望聞き取り隊」の活動は、緊張の連続だった。松戸からの4人が1チームとなって、聞いて歩いたお一人お一人の声が忘れられない。皆で、何度もリポート用紙を確認しあった。
○関連
*
救援ボランティア1日目
*
救援ボランティア2日目
*
写真集─被災地石巻の今─1
*
写真集─被災地石巻の今─2
*
写真集─被災地石巻の今─3
この頁トップへ